インプラントと噛み合わせの関係

インプラントの良さを引き出すためには…


この3つと、インプラントを上手に生かすことが大切です。
ここでは、インプラント治療における噛み合わせの重要性をご紹介いたします。

歯の噛み合せとカラダの関係

歯は、全身の健康に影響を与える重要な器官と言われています

「頭痛や肩こりが楽になりました。」
「腰の痛みが軽くなって歩けるようになりました。」
「体調が良くなり、気分まで明るくなりました。」

噛み合せの治療(咬合(こうごう)調整)を行うことで、このような噛み合せが原因で起こると考えられる不快な症状が消えてなくなる傾向は、多く見られます。


『片方ばかりで噛んでいる』
『歯が抜けたままにしている』

など、このようなことから全体の噛み合せのバランスが崩れ、顔の歪みや肩こりだけでなく、全身への悪影響が出てきます。

 

歯の噛み合せとインプラントの関係

噛み合せがうまくいっていない状態や、もともとの噛み合わせを無視してインプラントを埋入してしまうと、その後の生活に悪影響が生じます。
「歯を治す」だけでは、インプラント治療は不十分と言えます。
一歯一歯の質はインプラントにより良好になっても、噛み合せが合わなくなり、全身の健康が損なわれてしまうということもあるのです。
健全なインプラント治療は、口腔外科だけでなく補綴や歯周病の専門知識も必須となります。

インプラント治療における噛み合わせの重要さ

インプラント治療を行うためには、充分な骨の幅と厚みが残っていることが必要です。

しかしながら、骨がやせてしまって、インプラント埋入に必要な骨量がない場合には、GBRやバ-チカルボ-ンオ-ギュメンテ-ション(垂直的骨造成)、サイナスリフトやソケットリフトと呼ばれる骨再生治療を行ってからインプラントの埋入を行います。

骨再生療法を行わずに、図2のように骨が残っている部分をたよりにインプラントを埋入した場合、歯並びの幅が小さくなり舌が収まりにくくなり咀嚼や発音がしにくなったり、咬み合わせの高さやバランスが狂い、その結果として、インプラントの寿命が短くなったり満足した食生活を送れなくなる可能性が高くなります。

『元の歯のような美しい歯を取り戻したい』
『自分の歯があった時のように、何でも噛める食生活を取り戻したい』

そのような思いでご希望されるインプラント。

インプラントは、元の生体に合わせて埋入する必要があります。
お一人お一人の最善の咬み合わせを求めて診査し、正確に診断してから、図2のように、患者様の本来のかみ合わせの位置にインプラントを埋入することが重要です。

その為に、インプラント埋入技術や口腔外科の知識だけでなく、補綴や咬合についての知識、メンテナンスを含む歯周病の知識などを総合的に備えている歯科医院でのインプラント治療が必要なのです。
■図1                              ■図2

< ◯ 噛み合わせを重視した、インプラント > < X 埋められる所に埋めた、インプラント >

※上記の図は分かりやすいように表現をしております。
 

次のページでは、当院が行うインプラント治療をご案内いたします。
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